ヨドバシカメラ(東京都新宿区)の「梅田店」とJR大阪駅を結ぶ高架歩道が6月30日に完成する。駅や周辺商業施設との回遊性、利便性が向上する。
つながるのは、大阪駅~阪急梅田駅間にある「カリヨン広場」と同店南側2階。店舗の外周を取り巻く回遊デッキも同日、一部が完成する。
2017年秋には、回遊デッキを西側入り口まで延長し、そこから「うめきた広場」方面へ延びる高架歩道が完成する。同歩道は大阪駅「アトリウム広場」~「グランフロント大阪」間の既存通路に接続する。
工事は、大阪駅北口でヨドバシカメラが進める「ヨドバシ梅田一体開発」の一環。同計画は都市再生特別地区に指定され、2013年3月に都市計画決定されている。開発期間は、梅田店北側に「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」が完成する2019年秋まで。
ビルの規模は、高さ約150メートル、地下4階地上34階建て、延べ床面積10万5200平方メートル。店舗と1000室規模のホテルが入る予定。