梅田のOSビル(大阪市北区小松原町3)北側の歩道で4月26日、サッポロビール(東京都渋谷区)のチューハイ「男梅サワー」をテーマにした飲食イベント「男梅屋台」が始まった。
「男梅サワー」の魅力発信を目的に開く同イベント。都島通沿いの屋外空間にキッチンカーを装飾した屋台1台を設置。トッピングで味に変化を付けるサッポロビールお薦めの飲み方4種類を紹介する。価格は1杯(425ミリリットル)=100円。
飲み方は四季になぞらえた独自の呼び方で、梅干し入りを「梅落とし」(春)、串切りレモン入りを「梅涼し」(夏)、青ジソ入りを「香り攻め」(秋)、赤唐辛子入りを「梅火山」(冬)と名付けた。
今月19日~21日に東京・新宿で開催した同様のイベントでは、4日間で約2300人が来場、約3500杯を販売した。梅田では3日間で販売数2000杯を目標にしている。
同商品は、同社低アルコール缶飲料部門で出荷量の半分を占める看板商品。同社スピリッツ事業部の伊藤寿俊さんは「ノーベル製菓の飴『男梅』の知名度がもともと高かったのも支持につながっている」と話す。
屋台ではアルコールメニュー以外に、家庭で作れる晩酌料理など、フード5品も販売する。メニューは「ガーリックたこ焼きそば」「おろしポン酢で食べる豚こま唐揚げ」「焼き鳥風ゆずコショウ焼き」「ケイジャンポテト」「わさび枝豆」(各200円)。
伊藤さんは「仕事帰りに気軽に立ち寄れる場所を選んだ。これを機に大阪でもさらに商品を広めていきたい」と意気込む。
立ち飲みテーブルは25卓。開催時間は17時~22時。今月28日まで。