暮らす・働く

大阪・中之島「フェスティバルシティ」が街開き 発表から10年

街開きでのテープカットの様子

街開きでのテープカットの様子

  • 116

  •  

 大阪・中之島の複合ビル群「フェスティバルシティ」(大阪市北区中之島3)が4月17日に開業した。2007年のプロジェクト発表から10年目の街開きとなった。

京阪電車「おけいはん」も登壇

[広告]

 開業に先立つ式典で、朝日新聞社の曽根宏司・大阪中之島プロジェクト室長と竹中工務店の難波正人副社長、朝日ビルディングの阿部圭介社長、京阪電車イメージキャラクター「出町柳けい子」役の林真帆さんがテープカットを行った。

 曽根室長はあいさつで「社運を懸けたプロジェクトが数々の難局を乗り越え、開業を迎えられうれしい。クリエーティブが生まれる街を目指していきたい」と抱負を語った。

 難波副社長は「朝日新聞社とは約100年前からの付き合い。今回は共同事業者としての参画で、身が引き締まる」、阿部社長は「フランス・パリの航空写真が中之島と驚くほど似ている。外側だけでなく、パリが持つ上質さをここで生み出していきたい」とあいさつした。

 同ビル群は、ビル間を四つ橋筋が通る超高層ツインタワー。両棟を合わせて「フェスティバルシティ」と命名した。東棟「中之島フェスティバルタワー」(2012年11月開業)と、西棟「中之島フェスティバルタワー・ウエスト」(3月31日竣工)の両棟で約1万2000人が働く予定。東西両棟は地下の商業フロアでつながり、京阪電車・渡辺橋駅や地下鉄・肥後橋駅とも直結する。

 全体規模は、高さ200メートル、延べ床面積約29万7000平方メートル(東棟=地下3階地上39階建て、西棟=地下4階地上41階建て)。店舗数は49店。ホテル、ホール、美術館も備える。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース