梅田・堂山町のライブハウス「umeda AKASO」が4月1日、「umeda TRAD (うめだとらっど)」に名称変更した。
2009年9月、商店街「パークアベニュー堂山」の旧「梅田バナナホール」跡にオープンした同ライブハウス。ロック、ポップス、演歌といった音楽公演から、アイドルライブ、スポーツ中継、謎解きゲームなどのイベントまで幅広く展開している。
旧店名は、大阪をローマ字表記した「osaka」の逆さ読みに由来。「大阪をひっくり返すくらい楽しいエンターテインメントホールにしたい」と命名した。開業から7年で知名度は高まったが、今回改称を決定。運営体制に変更はない。「『umeda AKASO』名での営業はこの先ない」(同店)という。
建物内外は白黒を基調にデザイン。フロアは縦に長く、3段階の段差になっている。客席に柱がない開放感のある造りで、スタンディングで約700人を収容できる。2010年には、ビジュアル系バンド「ゴールデンボンバー」が全国ワンマンツアー「全力バカ」の初日公演に利用した。
同地で2007年に一時閉店した1981年開業の老舗ライブハウス「バナナホール」は今年3月30日、同じ堂山町のモンテビル内で「バナナホール」として9年ぶりに営業再開した。