阪急うめだ本店(大阪市北区角田町、TEL 06-6361-1381)9階で1月25日、「バレンタインチョコレート博覧会 2017」が始まった。
「もっと広がるチョコレートの楽しみ方」をテーマに、国内外の270ブランド、3000種類以上のチョコレート菓子を集める同イベント。人気ショコラティエの商品ほか、47都道府県の名物チョコレート菓子、同イベント限定商品などを販売する。イベント規模は過去最大で、売り上げは18億円を目指すという。
「ニッポンのチョコ」のコーナーでは、創業100年以上の和菓子店5店舗がカカオを使った和菓子を展開。名古屋の老舗和菓子店「両口屋是清」は、「明治」のカカオパウダーに本わらび粉を使ったわらび餅を組み合わせた「ショコラわらび」を販売する。
同店の広報担当によると、これまで職場や友人などに配る「義理チョコ」の需要が大きかったが、近年は自分用の需要が拡大し、チョコレートをより深く楽しみたいという人が増えたという。同イベントでは、チョコレートの販売だけでなく製造過程の実演などを行う「カカオワールド」、手作り派のための製菓材料やメッセ―ジチョコプレートを集めた「チョコマルシェ」など、さまざまな需要に応える。
同店フード食品統括部の星野大輔さんは「チョコレートは食べておいしいだけでなく、生産国まで豊かにする力がある。チョコレートの可能性がまだまだあるということをぜひ知っていただきたい」と話す。
開催時間は10時~20時(金曜・土曜、2月8日~13日は21時まで)。2月14日まで。