リッツ大阪、全客室とクラブラウンジを改装 家具を現代風に変更

改装後のクラブラウンジのイメージ

改装後のクラブラウンジのイメージ

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 ザ・リッツ・カールトン大阪(大阪市北区梅田2、TEL 06-6343-7000)は2017年1月~6月に順次、全客室とクラブラウンジを改装する。

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 2017年5月に迎える開業20周年の節目に、総工事費用額約12億円をかけ、改装に踏み切る。現代テイストの家具などを取り入れ、当初から好評のインテリアコンセプト「18世紀の英国貴族の邸宅」は変えない。

 客室リニューアルは24~37階の全292室が対象。各階にあるスタンダードの部屋「スーペリアルーム」は青を中心に、暖色系のグレーやベージュなどのイギリス貴族の部屋をイメージしたインテリアを起用する。36・37階に位置する最高級の部屋「ザ・リッツ・カールトン・スイート」や和室の「ジャパニーズスイート」は、以前と同じスタイルを残しつつ、家具や調度品を新たに導入する。

 34階にあるクラブラウンジは、自然光を取り入れ、オレンジ、グリーン、ベージュを基調としたナチュラルな内装に仕上げる。荘園風景の絵画を飾るなど、都会のホテルにいながらも、英国貴族の家をほうふつとさせるような空間を目指す。エントランス、ライブラリー、リビング・エリア、ダイニング・エリアに加え、新たにオープンキッチンを増設するため、以前よりも面積は拡大。利用できるのは、クラブフロアがある33~35階の宿泊者のみ。

 広報の津田みな美さんは「インテリアだけでなく、サービス面もこれまで以上にお客さまの思い出に残るものを目指している。改装後もより一層、同ホテルを好きになってもらいたい」と期待を寄せる。

 クラブラウンジの営業時間は7時~22時。

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