阪急うめだ本店(大阪市北区角田町)9階催事場で9月7日、「阪急パンフェア」が始まった。
全国の人気パン110店を集めた同イベント。3回目の今回は、「パンと酢」「パンとサバすし」など異色の組み合わせに力を入れた。同イベント限定のコラボ商品も販売する。
注目を集めるのは、酢飯をイメージし、パンに酢を練り込んだ「パンシャリ」。デザートビネガー専門店「OSUYA」が、神戸の「サ・マーシュ」、西宮の「フリアンド」と共同開発した3商品を販売する。「OSUYA」で酢のソムリエ「酢ムリエ」を務める内堀光康さんは「程よい酸味があるので、具材を挟むだけでマリネのような味わいになる。酢の効果で傷みにくくなるので、お弁当にもお薦め」と語る。
そのほか、人気のパン店「ビアンヴニュ」(兵庫県)の特製バンズに、サバすし専門店「鯖(さば)や」(青森県)の焼きサバを挟んだ「照焼き風さバーガー」(864円)や、サンドイッチ専門店「なおらい」の海老(えび)カツサンドに、大阪・北新地の割烹(かっぽう)「弧柳」の伊勢エビソースを加えた「海老カツサンド」(1620円)など、さまざまなコラボ商品が販売される。
イートインスペース「パンと幸せマリアージュカフェ」では、「小麦処(どころ) 福みみ」(和歌山県)の3種類のパンに、チーズ洗練師が選んだチーズを加えたオープンサンドを提供。同商品に合わせ、コーヒー鑑定士がブレンドしたオリジナルコーヒーや、ワインなども用意する。イートイン形式では、西日本で唯一のデンマーク式オープンサンド店「スモーブローキッチン ナカノシマ」が出店する。
開催時間は10時~20時(金曜・土曜は21時まで、最終日は18時まで)。今月13日まで。