フィギュアスケート選手の織田信成さんが8月1日、今秋に来日公演が行われるブロードウェイ・ミュージカル「キンキーブーツ」の大阪公演スペシャルプレゼンターに就任し、大阪市内で会見を行った。
2013年、アメリカ演劇界で最も権威あるトニー賞で年間最多の13部門にノミネート、6部門を受賞した同作品。「キンキー」とは英語で「奇抜な」の意味。高いヒールのブーツを履き、パフォーマンスを行う同ミュージカルは、経営に苦しむ靴工場の社長チャーリーが、派手な衣装や化粧をする女装した男性「ドラァグクイーン」のローラとの出会いによって困難を乗り越え、成長していくストーリー。
会見では、織田さんがサングラスに銀色のスーツというゴージャスな衣装で登場。近年、舞台や演劇のサポーターを務めることが多い織田さんは「観客に喜ばれるダンスやパフォーマンスの追求は、同じ表現者として共感する部分が大きい。ストーリーが分かりやすく、衣装も派手で関西の人にも喜んでもらえると思う」と話した。
ドラァグクイーンの名店「do with cafe」のおかみ、foxy-o(withエンジェルズ)」も登場し、「本場アメリカのドラァグクイーンが日本で見られることはなかなかない。多くの人に楽しんでもらいたい」と呼び掛ける。
大阪公演は11月2日~6日。オリックス劇場で上演する。