新御堂筋沿いの鶴野町交差点角に4月16日、ドイツの自動車メーカー、アウディのショールーム「Audi梅田」(大阪市北区豊崎3)がオープンした。
場所は、2015年3月に閉店したレストラン「ガスト」跡地。工期8カ月で、今年3月に完成した。外装には、同社RSモデルでも象徴的に使われるハニカム(ハチの巣)状のアルミパネルを採用。今年3月にフルモデルチェンジした新型「Audi Q7」など、新車10台を常時展示する。延べ床面積2235平方メートルのうち、ショールームに639平方メートルを充てる。
大阪エリアを重要視する同社は、梅田に加え、「Audi箕面」(大阪府箕面市)、「Audi堺」(堺市中区)も同日オープン。梅田、箕面、堺は輸入車に乗る人が多い地域だという。
アウディジャパン販売のマティアス・シェーパース社長は「10年前は大市場・大阪の中心である大阪市内に店がなかった。10年間で計50億円を掛けた大阪のネットワークが年内にようやく完成する。当社ブランドをぜひ実感してもらいたい」と話す。
同社の正規販売店は現在全国に120店。近年は大阪府に枚方(2010年)、茨木インター(2013年)、りんくう(2014年)、兵庫県に宝塚(2015年)、神戸西(2016年)をオープンしている。
営業時間は10時~19時。水曜・年末年始定休。