阪急うめだ本店(大阪市北区角田町、TEL 06-6361-1381)9階ギャラリーで2月16日、「中山みどり フェルトアート展」が始まった。
2001年からフェルトアート作品を手掛ける中山みどりさんの作品約200点を展示する同展。
フェルトアート作家の中山さんは、「入院中の暇つぶしに」と当時勤めていた美術教室の先輩が持ってきたフェルトがきっかけで作品制作を開始。実家の犬をまねた作品から動物をモチーフとした作品を増やし、これまでの作品数は1100点を超えるという。「本物そっくり」「今にも動き出しそう」と話題になり、関西初開催に至った。
会場には、実物と写真を並べる展示や、より本物らしく見せるため、シーンに合わせた展示も。猫特有の「香箱座り」の作品では、ガラスの下から見ても忠実に肉球を表現しており、来場客たちの多くが足を止めて見入っていた。
このほか、中山さんの工房を再現した展示や、「ペットロス症候群」を解消するべく、中山さんに写真を基にオーダーを依頼した作品を、エピソードや写真と共に紹介する「うちのこストーリー」展示も展開する。
販売コーナーでは、フェルトアートの「オリジナルキット」(1,200円)が人気という。最終日の22日は、中山みどりさんによるギャラリートークやサイン会を開く。開催時間は、10時30分、15時30分の2回(各回約30分)。サイン会は、作品集購入者限定。
開催時間は10時~20時(金曜・土曜は21時まで、最終日は18時まで)。入場料は、一般=600円、大学生・高校生=400円。中学生以下無料。2月22日まで。