グランフロント大阪(大阪市北区大深町)の地下1階に11月11日、一汁三菜の和風料理を提供する「24/7 cafe apartment(トエンティーフォーセブンカフェアパートメント)」がオープンした。運営は商業藝術(東京都渋谷区)。
全国で74店、大阪では和カフェの「ユソーシ」(大阪市阿倍野区)、「ユソーシ チャノマ」(中央区)、「チャノマ」(北区)の3店を展開する同社。新店は「24/7」ブランドとして、自家焙煎コーヒー店「24/7 KIOSK」(東京都渋谷区)や、「24/7 restaurant」(横浜市西区)などに次ぐ全国7店目となる。
代表メニューは、丸盆に5皿の小鉢と、わん、湯飲みを並べた「至福のごはん」(1,382円)。ご飯は白米と黒玄米のどちらか、おかずは「フレッシュサラダ」「スモークサーモンひややっこ」など12種類から3品選択できる。組み合わせを選べるため、好みや体調に合わせて無理なく一汁三菜を食べることができる。
みそ汁もカツオと昆布の一番だしを使った同店自慢の一品。「風味がよく、入店してすぐ香りに気付くと思う」と同社営業部マネジャーの岡本紗也佳さんは自信を見せる。料理に添えるほうじ茶は、京都・宇治の「藤井茶園」から取り寄せる。
店舗面積は132平方メートル、席数は58席(ベンチシート40席、大テーブル10席、ソファ8席)。大テーブルに8カ所(2個口)の電源も用意する。店内は壁と床をグレーでまとめ、机はウッド調にした。音楽は「Calm(カーム)」「Gabby&Lopez」のようなアンビエント系を流し、落ち着ける空間を演出する。
コアターゲットに20~40代女性を据え、男女比は既存店の傾向から1対9程度を見込むが、「ナチュラルさを出したので、男性も入りやすいのでは」(岡本さん)と見込む。想定客単価は1,100円。
番場綾香店長は「いつ来てもおいしく、接客がよく、気持ちよく過ごしていただける店にしていきたい」と意気込みを語る。
場所はうめきた広場の地下に位置する「うめきたセラー」内で、「ワインショップ・エノテカ」の向かい。営業時間は10時~22時。