梅田・お初天神裏参道に10月15日、薫製食材を鉄板で食べる「鉄燻CHOI(てっくんちょい) URASAN」(大阪市北区曾根崎2、TEL 06-6360-6939)がオープンする。
店名は「鉄板」「燻製」「ちょい飲み」の頭字から。2014年2月にオープンした1号店の京橋本店に次ぐ2号店となる。薫製した食材を鉄板で炒めるという珍しい調理法が受け、本店は街はずれにありながら1年8カ月にわたって予約が取りにくい状態が続いている。
薫製は、独特の香りと、素材から引き出すうま味や深い味わいが特徴。通常なら乾燥と燻煙(くんえん)の繰り返しで食材が固くなるところを、同店では乾燥・燻煙を最小限にとどめて鉄板で火を入れるため、柔らかい状態で提供できる。本店の男女比は3対7と女性の来店が多い。
代表メニューは「燻製いろいろ盛(5種)」(1,490円)と「燻製肉盛(5種)」(2138円)。「燻製ししゃものペペロンチーノ」(1,058円)や、もろみみそを使った「燻製味噌マヨ野菜スティック」(626円)、「燻製ハラス茶漬け」(702円)など、他店にはないオリジナルメニューもそろう。
店内には白木を多用。海外から輸入したというキッチン裏の深緑タイルや、低照度のやわらかなオレンジ色の光も落ち着いた雰囲気を演出している。想定客単価は3,000円~4,000円。店舗面積は49.5平方メートル、席数は32席。大テーブル、ソファ席のほか、4人テーブル3卓、カウンター10席がある。
運営するディーライブ(大阪市城東区)飲食事業部マネジャーの藤井直実さんは「仕事終わりに、おいしい薫製とお酒でリフレッシュして明日の活力になる時間を過ごしてほしい」と話す。
営業時間は17時~翌2時。