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梅田ロフトで川島小鳥さん写真展 立体オブジェでの展示やフォトスポットも

川島小鳥さんと遠藤治郎さん

川島小鳥さんと遠藤治郎さん

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 梅田ロフト(大阪市北区茶屋町、TEL 06-6359-0111)5階ロフトフォーラムで10月8日、写真家・川島小鳥さんの写真展「明星」が始まった。

会場には約250枚の写真を展示する(関連画像)

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 第40回木村伊兵衛写真賞を受賞した写真家の川島小鳥さん。同展は、川島さんが作品制作の場を台湾に移した際に撮影した約7万枚の写真の集大成である新作写真集「明星」と連動したもの。約250枚の写真を展示し、写真集には収録していない未発表のものも展示する。

 フェスティバルデザイナーの遠藤治郎さんがデザインを手掛けた会場は、高さの違う三角の立体に写真を展示するスタイルで、台湾の段々畑のをイメージした順路の無い自由な空間となっている。穴の中をのぞかないと写真が見えない給水塔をイメージした立体オブジェでの展示や、顔を当て込んで楽しむフォトスポットも。写真集「明星」に合わせて詩人の谷川俊太郎さんが書き下ろした詩も、川島さん直筆で会場奥に書かれている。

 写真は「台湾の街並みにあふれる日常の喜びや色彩を表現した」(川島さん)コミカルな表情をした子どもや少女の写真が多く並ぶ。会場内のショップでは、写真集やポストカード、ノートを販売。川島さんは「写真集の世界観を立体で表現した写真展になっている。明るい星に遊びに来た気持ちで楽しんでください」と写真展をPRする。

 開催時間は10時30分~21時(最終日は17時まで)。入場料は500円(学生は400円、小学生以下無料)。11月3日まで。

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