梅田ロフト5階のロフトフォーラムで現在、「YMO楽器展1978-2015」が開催されている。
音楽グループ「イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)」がライブで実際に使った楽器などを展示する同展。3月27~31日の5日間で延べ886人が訪れた。
YMOは1978年に細野晴臣さん、高橋幸宏さん、坂本龍一さんの3人で結成。シンセサイザーやコンピューターを駆使した音楽性は海外でも高く評価され、独特の世界観は社会現象にもなった。
同展では、YMOが海外に進出した1979年当時のライブセットを忠実に再現するほか、ステージに上がって通称「タンス」と呼ばれるシンセサイザー「MOOG Ⅲ-C」を間近に見ることのできるツアーも。レコードジャケット、ツアーパンフレット、チケット、ポスターも一堂に展示する。
滋賀県から来たという津田正道(まさのり)さんは「小学生のころに聴いて衝撃を受けて以来のファン。当時、アルバムが出るたびにドキドキした。レコードジャケットなど懐かしかった」と満足した表情を浮かべていた。
入場料は500円、小学生以下無料。ステージツアー参加費は1,000円(入場券付き)。同ツアーの開催時間は、金曜=18時、19時、20時、土曜・日曜=11時、13時、15時、17時、19時。定員は各10人。不定期でシンセサイザー・プログラマーの松武秀樹さんが解説する。
開催時間は10時30分~21時。4月12日まで。