イベントスペース「西梅田スクエア」(大阪市北区梅田3)で11月28日、徳島の魅力を発信する物産展「ええもんあるでぇ徳島 in 大阪~阿波のおせったい~」が始まった。主催は徳島県商工会連合会。
昨年東京で開催し、大阪では今回が初開催となる同イベント。会場内には物販ブースや飲食ブースなど24ブースが出店し、屋内テントには商談ブースも設ける。
ケータリングカーで販売する「鳴ちゅるうどん」(400円)は、鳴門市で地元の人に長く愛され続けてきたうどん。塩田の街・鳴門で働く男性がおやつ代わりに食べていたもので、女性らが家で打っていたため細めでふぞろい、コシが弱い麺が特徴。隣では、スダチビール(600円)、スダチクリームソーダ(460円)など、スダチを使ったドリンクやコーヒーを販売する移動カフェが出店する。
泉源は、一度乾燥させたタコやエビのすり身にチーズを入れた「たこロール」「えびロール」や、「まるごとイカロケット」(各500円)などの海産加工物を販売。隣の「きのはな家 つちかべ花店」では、徳島のヒノキやスギをシート状に加工し、花に見立てた「ウッドフラワー」などを販売する。「棚田のある風景を守りたい」と建設会社が手掛けた「上勝(かみかつ)の酒」では、棚田米を使った純米吟醸原酒(1,620円)や米焼酎(1,188円)などを販売。「棚田は水がきれいなので山のお米はおいしい。フルーティーで女性にも人気がある」という。「大谷焼陶業協会」では小皿や湯呑(の)みの絵付け体験を開く。
会場では各日、半田そうめん入りのスダチのみそ汁と鳴門金時の焼き芋を無料で振る舞うイベントを開催。ステージでは、大阪天水連による阿波おどりや県のマスコットキャラクター「すだちくん」のダンスステージ、ミュージシャンの音楽ライブなども行う。
開催時間は11時~19時(最終日は16時まで)。今月30日まで。