JR西日本とJR西日本SC開発は11月13日、大阪ステーションシティ・ノースゲートビルディング(大阪市北区梅田3)内で改装工事を進める「JR大阪三越伊勢丹」を専門店と百貨店を融合させた商業施設とし、「LUCUA1100(ルクア イーレ)」として来春開業すると発表した。
集客力の高い専門店と百貨店の強みである編集売り場「isetan」を融合させる新施設。開業後は西館「LUCUA1100」と東館「LUCUA」を合わせて「LUCUA osaka」として一体運営する、国内最大級の駅ビル商業モールとなる。名称は、専門店の「1000」と百貨店の「100」、またドイツ語で「あなたの」を意味する「ihre」から「1100(イーレ)」と名付けた。
東館の「LUCUA」は20代半ば~30代前半のファッションが好きな女性をコアターゲットに据えているのに対し、西館は30代~40代を中心に「買い物好きで豊かな時間の過ごし方を求める男女」をターゲットに設定。バラエティーに富んだ専門店と、季節感や上質感を備える「isetan」を融合させ、幅広いニーズに対応するという。
グルメでは、フレンチトーストやエッグベネディクトなど朝食メニューを提供する「サラベス」や、イスラエル発のチョコレートブランド「マックス ブレナー チョコレート バー」、NY発のドライエージングステーキハウス「ウルフギャング・ステーキハウスbyウルフギャング・ズウィナー」が西日本初出店。
ファッションでは、レディス&メンズ「エストネーション」や「ナノ・ユニバース ライブラリー」「フォーエバー21」、メンズ「インディスペンサブル ストラスブルゴ」などが出店。雑貨では、北欧発のライフスタイル雑貨「フライングタイガー コペンハーゲン」、日本全国の工芸品やその土地に縁のある商品を集める「日本市」、ブックス&カルチャーフロアには「梅田 蔦谷書店」をワンフロアで展開する。
開業は2015年春を予定。