ユニクロは10月31日、国内3番目のグローバル旗艦店「UNIQLO OSAKA」をヤンマー本社ビル(大阪市北区茶屋町)内にオープンする。同社が6日、発表した。
「大阪最高のユニクロは、世界最高のユニクロだ」をコンセプトに、ヤンマーグループ新本社ビルの1階~4階に出店。売り場面積は約890坪。白を基調とした清潔感のある外装で、ウインドーには回転マネキン101体を設置する。1階は天井高が5.5メートルと開放的な空間で、店内には5メートル×2メートルの巨大モニターをはじめ全164台のモニターを設置し、商品やCMがインタラクティブに見られるようにする。
1階はメンズ・ウィメンズの一押し商品や各フロアを紹介する売り場とし、2階はウィメンズフロアで構成。3階は関西最大のキッズ売り場を設け、幼稚園教員免許取得者を配置する。オープン時には世界最大のカシミヤコレクションや、今年で20周年を迎えるフリースコレクションを過去の歴史から振り返る「フリースミュージアム」も開催。4階は、関西初の「UTフロア」とし、自身でデザインしたTシャツを作ることができる「UT me!」も体験できる。
大阪への出店について、ファーストリテイリンググループ執行役員の果瀬聡さんは「価格、品質、サービスに厳しい大阪の人に認められて、商売の街・大阪で達成できればと、コンセプトを『大阪最高のユニクロは、世界最高のユニクロだ』と決めた」とし、「関西国際空港のLCC就航でアジアの玄関口として進化する大阪の観光名所になりたい」と、店名を国内で初めてローマ字表記にしたという。同店では約360人のスタッフを雇用し、日本語、英語、中国語、韓国語の4カ国語に対応する。
同店オープンに向け、屋外広告に芸人の宮迫博之さんら大阪に縁のあるキャストを起用。吉本興業とコラボし、テレビ番組などでも情報発信していくという。
10月31日10時オープン。