茶屋町にお化け屋敷「恐怖のかくれんぼ屋敷」-五味弘文さんがプロデュース

記者発表に登壇した橋爪紳也さん、松江の吉田くん、五味弘文さん

記者発表に登壇した橋爪紳也さん、松江の吉田くん、五味弘文さん

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 MBS本社1階「ちゃやまちプラザ」(大阪市北区茶屋町)で7月18日、「梅田お化け屋敷2014 恐怖のかくれんぼ屋敷」が始まった。

お化け屋敷内の様子

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 昨年まで新梅田シティで「ゆびきりの家」「呪い歯 蜜八号の家」を開催してきた毎日放送が手掛ける夏季限定同企画 。これまで2年間で延べ8万人ほどが来場し恐怖体験を味わった。3回目となる今年は茶屋町に会場を移し5万人来場を目指す。

 昨年までと同様、恐怖演出にはお化け屋敷プロデューサーの五味弘文さん、アドバイザーにお化け屋敷の研究を30年続ける橋爪紳也さんを迎え、今年は「かくれんぼ」をテーマにしたお化け屋敷を企画。小学2年生のすずちゃんと友だちがかくれんぼをしていたが友だちはもう帰りたい様子で、たまりかねた友だちのせいちゃんは、すずちゃんがトランクに隠れているのを知りながらわざと見つけたと言わなかった。トランクを見つけたほかの友だちがすずちゃんが入っているとは知らず、トランクを押して階段から落としてしまい、以降、その家では奇妙な現象が起こるようになる…というストーリー。

 五味さんのお化け屋敷は「参加者にミッションを与え達成しないと出られない」のが特徴で、昨年は「あかねの口に指を入れ、黒い歯があるか確かめる」というミッションだったが、「今年はそれ以上に嫌なことをしなければならない」と橋爪さん。参加者は、すずちゃんを見殺しにしたせいちゃんとなり、恐怖のミッションを与えられる。

 記者発表に登壇した五味さんは、「今年はお化け屋敷の世界により強く引き込みたいと作った。広さは昨年と一緒だが倍ぐらいの長さに感じる」と演出に自信を見せる。同日からアメリカ村では、関西テレビが手掛ける「アメ村ホラーハウス 赤ずきん」が始まり、MBSプロデューサーの荒井丈介さんは「関テレにお化け屋敷戦争をしようといった。両方入ってもらってどっちが怖いかケリをつけたい」と宣戦布告した。

 同お化け屋敷には、「怪談」の著者として知られる小泉八雲が暮らした松江市がスポンサーとしてつき、松江市を応援する「秘密結社鷹の爪団」が応援団に就任。お化け屋敷マナームービーを制作し、同館内の「らいよんデイリーストア」、梅田ロフトではコラボグッズを販売する。

 開催時間は13時~21時(7月18日~8月8日、9月1日~12日の平日は16時から)。入場料は1,000円(未就学児入場不可)。9月15日まで。

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