大阪新阪急ホテル(大阪市北区芝田1)2階「紫の間」で4月21日、長野の日本酒を一堂に集めた「長野の酒メッセin大阪」が開かれる。主催は長野県酒造組合。
農林水産省が今年3月に発表した「平成25年 農林水産物食品輸出実績」によると、日本食ブームを背景に輸出額が初めて100億円を超えた日本酒。和食がユネスコの無形文化遺産に登録されるなど、日本酒への注目はますます高まっている。
蔵元数が85蔵と新潟県に次ぎ国内2位の長野県では毎年、長野県の蔵元と直接交流できるきき酒イベント「長野の酒メッセ」を開催。今年は長野で20回目、東京で11回目を開催し、初めて大阪でも開催する。
会場では、入場時にオリジナルの猪口(ちょこ)を受け取り、各ブースに分けられた約60蔵500銘柄以上の日本酒を自由に試飲することができる。さらに、蔵元の連絡先や商品名、アルコール度数、日本酒度、精米具合などの書かれた首から掛けられる手帳も用意し、気に入った銘柄をチェックできるようにする。野沢菜や信州そばなど、地元の名産品を提供する飲食コーナーも設ける。
「関西にもたくさん日本酒はあるが、長野はきれいな水と米で作った日本酒がたくさんある。日本酒を通じて観光がてら足を運んでもらうきっかけになれば」と同組合の中村道夫さん。
開催時間は14時~20時(一般来場者は17時~)。入場料は、前売り=2,000円、当日券=2,500円(業界関係者=1,000円)。前売りチケットはイープラスで販売中。