今年6月で開業15周年を迎えるウェスティンホテル大阪(大阪市北区大淀中1、TEL 06-6440-1111)が最高級スイートルーム「インペリアルスイート」を改装し、2月28日から販売を始めた。
今回の改装では、「水都大阪と称される、代表的な淀川の水の流れから連想したモチーフをデザインで表現した」(同ホテル広報担当)といい、ベッドルームはアースカラーを基調に「大地」をイメージ、リビングのバカラシャンデリアは水のしずくを、じゅうたんは水の流れを表現しているという。「水の都・大阪にしっかりと根を張り、都会のオアシスとして草木、花に囲まれ、お客様に集っていただける、ゆったりと時間の流れる空間作りを心がけた」と話す。
「インペリアルスイート」は同ホテル最上階の30階に位置する、リビング、ダイニング、主賓ベッドルーム、サブベッドルーム、サブリビングからなる320平方メートルのスイートルーム。大阪市内から大阪湾方面が一望でき、リビングルームにはグランドピアノが置かれている。1室1泊あたりの料金は96万円。
同ホテルでは引き続き、3年計画で304ある全客室とエグゼクティブクラブラウンジを改装する。改装に当たり、「対峙する梅田北ヤード地区開発を見据え、今後も『温かくより上質なおもてなしの館』として進化していきたい」と意気込みをみせる。
改装した「インペリアルスイート」は、15周年を機に企画した新・和婚プラン「ジャポン オクシデンタル 綾羅錦繍(りょうらきんしゅう)」を予約した先着15組に、特典として宿泊をプレゼントする。