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梅田で「まち案内エスコート」-街のイメージ向上目指し開催

そろいのユニホームで梅田の街を案内

そろいのユニホームで梅田の街を案内

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 キタ歓楽街環境浄化推進協議会が3月22日、梅田東南エリア一帯で「第4回梅田まち案内エスコート」を行った。

 2006年9月、大阪府警における歓楽街総合対策の重点地区に指定されたキタ歓楽街。阪急東通商店街、お初天神通り商店街、兎我野町など、梅田の東南エリアを対象とし、街頭防犯カメラの設置や風俗関係事犯の取り締まり推進、警察官による街頭活動の強化などに取り組んできた。自治体や地域の取り組みでは、「街や商店街単体ではなく面でやりたい」と該当地区の各町会や商店会、ホテルや飲食業の組合、防犯組織らで構成するキタ歓楽街環境浄化推進協議会を設立。「つくろう もっといい街 キタい街」をキャッチフレーズに、青色防犯パトロールや環境浄化パレード、自転車対策などを行っている。

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 大阪市まちづくり推進団体に認定された同協議会では、防犯パトロールなどの活動と並行し、まちづくりのコンサルタントを招いたワークショップ形式の研修会を開催。自転車盗難を減らそうと迷惑駐輪について呼び掛けたり、犯罪が発生する環境をなくそうとスプレー落書きを消すイベントを開いたりするなど、犯罪の抑止に取り組んでいる。昨年は、「まちのイメージアップにもなり、人が立っていることで犯罪の抑止力にもなる」と、「まち案内エスコート」を初開催した。

 「まち案内エスコート」には、地域住民や地域で働く人、区役所職員、学生らボランティアが参加。「地元の人の案内だと安心するのでは」と、「地元民のまち案内 NEIGHBORHOOD」と書かれたそろいのユニホームを着用し、遠方からの来街者が多い土曜日夕方に実施している。4回目となる今回は25人が参加。HEPナビオ前や阪急東通商店街など6班に分かれ、地図看板やスマートフォンの地図を見ている、道に迷っていそうな人に積極的に声を掛け、道案内とともに地元の情報も伝え、1時間で140人を案内した。「もともとおせっかいな人が多い街。一度参加した人は喜んでもらえるので、また参加してくれる。強制感がなく楽しいのがいいのでは」と、同協議会副会長で貸しビル業を営む難波啓祐さん。

 まち案内のときには「目的の店を聞き、どこから来たのか、なぜこの店を選んだのか、地図があるのになぜたどり着けないかなどを聞きながら案内し、店側にもその内容を伝えている」といい、終了後には、目的地としてどこが多かったのかなどを集計し、次回開催時のツール作成や店の広報物の改善などに生かしているという。「歴史を知らないと街の未来を語れないので街の歴史を知る勉強会や街歩きも開催し、防災訓練や天満エリアとの連携などにも取り組んで街の格を上げる取り組みを続けていきたい」と意気込む。