阪神梅田本店（大阪市北区梅田1、TEL 06-6345-1201）8階催場で2月19日、初企画の食イベント「阪神のごちそう天国」が始まった。

阪神食品館 鮮魚売り場の刺し身バー

　「食の阪神」として定評のある同店で、食品バイヤーが地下食料品売り場の人気店や大阪・神戸の気になる店を集めた同催事。食料品売り場では販売しない特別メニューや期間限定店が並ぶ。

　「阪神食品館 鮮魚売り場の刺し身バー」では、吟醸酒（50ミリリットル＝315円～）と刺し身を提供。6種盛り（アワビ、キハダマグロ、マダイ、ハマチ、赤貝、剣先イカ＝1,050円）、4種盛り（840円）、本マグロ赤身お造り、ヒラメお造り（各525円）など12種類の刺し身をそろえる。たる生ビール3種類、クラフトビール約20種類を提供する「クラフトビールバー」や、「ニューミュンヘン」の鶏の骨付き空揚げ（100グラム310円）、海外で活躍する日本人が手掛けるワインを特集した「ワインカウンター」などの商品は会場内のイートカウンターで楽しめる。

　「ウラなんば」として注目を集める千日前・日本橋エリアからは、「鉄板野郎」と「ワインバル・ヤ リブリン」が出店。「来店客のほとんどが注文する」という「とんぺい焼き」（682円）、「骨付きフィンガーリブ」（ポーク1本481円）を、それぞれ販売する。「阪神名物いか焼き」は、国産のスルメイカを使い、金箔（きんぱく）をのせた「プレミアムいか焼き」（1枚242円）を実演販売。卵を使った「デラバン」は、烏骨鶏（うこっけい）の卵を使い「プレミアムデラバン」（1枚578円）として販売するなど、ゴージャスに仕上げた。会場に薫製器も設置する「横浜燻製工房」や、ビーフヘレカツサンド（ハーフ、1,001円）を販売する「グリル梵」、手を汚さず食べられる「最中コロッケ」（1個251円）を販売する「キッチン仁々木」などが並ぶ。

　同店の催事では辛党の料理が多いが、今回はスイーツも豊富。関西初登場の「ステラおばさん」のクッキー食べ放題では約20種類のクッキーをそろえ、1ドリンク付きで提供（60分間、881円）。スイーツブロガー・ちひろさんとのコラボ企画「ワンコインパンケーキ対決」では、神戸の「フロッグスダイナー」、大阪の「8bドルチェ」（19日～21日）、「ブラザーズカフェ」（22日～25日）が500円のパンケーキを販売する。ぜんざいセットを提供する「鶴屋八幡」甘味処や、クラブハリエのパン専門店「ジュブリルタン」など、女性をターゲットに据えた店もそろえた。

　開催時間は10時～20時（最終日は17時まで）。今月25日まで。