飲食店運営を手がけるフードコート(大阪市北区曽根崎新地1)は2月29日、中華料理店「北新地 海鮮百菜火鍋房 七宝(チーパオ)」(同、TEL 06-6344-8510)をオープンした。
同店は、上海近郊の町「七宝(チーパオ)」に数多くある麻辣湯(マーラータン)店の中から「一番おいしかった」(同社)店の味を日本人向けにアレンジし提供する店で、渋谷の1号店に続いて2店舗目。1号店はスープ春雨専門店なのに対し、同店のディナータイムでは「火鍋」をはじめとする中華料理全般を提供する。席数は56席。
ランチタイムは、「一宝」から「七宝」までの7つのスープ春雨(680円~)の中から好きな具材のメニューを選び、0番から5番まで6段階あるスープの辛さを選ぶ。「よく出ている辛さは1番と2番」(オーナーシェフの岸本清吾さん)。「ディナーメニューの火鍋の味を安く食べてみてもらおう」と、同じスープで提供しているという。
ディナーメニューのメーンは「薬膳火鍋」(コース料理、3,800円~)。奈良の契約農家の有機野菜15種を使用、化学調味料をほとんど使わず、ラー油の中には漢方が入っている。火鍋の注文客からは「二日酔いがない」「胃もたれしない」との声もあり、深夜2時ごろでも注文する人が少なくないという。コース料理で最も人気が高いのは「海鮮たっぷりマーラー海鮮火鍋コース」(4,800円)。
アラカルト料理も40種以上用意し、「フカヒレのしょうゆ煮込み」(100グラム2人前=6,300円)は、「毎日出るほどの人気」(同)だという。ドリンクも、紹興酒や健康茶なども含め50~60種用意する。
営業時間は、ランチ=11時30分~15時、ディナータイム=17時~翌3時(土曜・日曜・祝日は24時まで)。