阪急うめだ本店(大阪市北区角田町、TEL 06-6361-1381)9階祝祭広場で12月6日、高さ8メートルのミラーボールツリー点灯式が行われた。
28個の球体の中に約200個のミラーボールをつり、積み上げたツリー。「イルミナイト万博」や「FUJI ROCK FESTIVAL」の会場装飾など数々の装飾を手掛けた、写真家や美術家、照明家、内装業などのメンバーで構成するアート集団「ミラーボーラー」(東京都世田谷区)が手掛けた。「球体を積み上げて迫力のあるツリーにしたかった。ミラーボールは無機質な感じなので、その中に有機的なものを入れて、生命力を感じるようなものにした」と、ミラーボーラーズの麻田亮社長。フラワーデザイナーとコラボし、流木やヒバを使った装飾に仕上げた。
6日に行われた点灯式では、外国人シンガーと広場に集まった来店客らが共に「Happy X'mas」を合唱。ライトダウンした広場には天井のミラーボールから小さな光がちりばめられ、歌とともに床からの照明を受けてツリーが点灯。広場全体が幻想的な光に包まれた。
点灯期間中の毎時0分からは、音楽と連動したスペシャルイルミネーションを開催。サウンドクリエーター「OCOT aka TRI-FORCE(オコット エーケーエー トライフォース)」が同イベントのために作った、高揚感のあるダンスミュージックに合わせツリーがさまざまな色に変化する。「装飾のタイトル『BIRTH of HAPPINESS』のように、ここに来て光を見て幸せなひとときを過ごしてもらえたら」と麻田社長。
広場壁面のアートビジョンでは1日7回、参加型映像イベント「祝祭広場に雪が降る」を開催。参加者が所定の位置に立つとシルエットがビジョンに映し出され、参加者の動きに連動してビジョンのシルエットも動くインタラクティブアートで、参加者は降ってくる雪を集めたりオーナメントにタッチしたりするなどの動きを楽しんだ。
点灯時間は10時~23時。今月25日まで。