韓国風鉄板鍋「韓のおしり ヨドバシ梅田店」(大阪市北区大深町、TEL 06-6375-5151)が10月29日、野菜をテーマにしたランチメニューの提供を始めた。
釜山名物の「鉄板焼き鍋」やサムギョッサル、タッカンマリなどを提供する同店。これまでランチタイムにはスンドゥブやビビンバなどを提供してきたが、「おいしい野菜を食べてもらいたい」とメニューを一新。産地直送や生産者の顔が見える野菜を中心としたメニューを、約半年かけて開発した。
新メニューは、甘い・辛い・酸っぱい・しょっぱい・苦いの「五味」の味付けと、赤・青・黄・黒・白の「五色」の食材を組み合わせて一つの食事を完成させる韓国の「五味五色」に基づき考案。厚生労働省が推奨する1日の野菜摂取量350グラムに対し、日本人の野菜摂取量は平均約290グラムと推奨値を下回り、韓国では推奨値の約2倍の野菜を摂取していることから、韓国で栄養バランスが取れると実践されている「五味五色」をベースに考案した。
日替わりランチの「美と健康の野菜たっぷり韓国御膳」(1,050円)は、自家製野菜ジュース、日替わりのメーン、8種類のミッパンチャン(韓国総菜)、健康サラダ、麦ごはん、みそ汁のセット。サムギョッサルと包み野菜をメーンにした「包み野菜のサムギョッサル御膳」(1,200円)や、12種類の野菜が入った「一日分の野菜を食べるスンドゥブセット」「ゴロゴロ野菜の石焼ピビンバセット」(以上1,050円)など、10種類のメニューを提供する。
ランチメニューはいずれも30品目以上の食材を使用。どのメニューを選んでも350グラム以上の野菜が摂取できるという。健康サラダ、麦ごはんはお代わり自由。
五味五色マイスターの柳田善久さんは、「野菜を食べてサビを落として、午後からの生活を過ごしてもらいたい」と話す。
営業時間は11時~23時(ランチは11時~16時)。