複合商業施設「E-ma(イーマ)」(大阪市北区梅田1)1階多目的ギャラリースペース「ディーバ」で現在、熱帯スイレンをテーマにした加藤宣幸さん写真展「It shed luster in the breeze...2013」が開催されている。
デザイナー・アートディレクターてして活躍する傍ら、フォトグラファーとしてさまざまな写真撮影に携わっている加藤さん。フラワーショップで取材した際に薦められた熱帯スイレンに魅了され、「こんな花を写真に収めてみたい」と約10年前から栽培を開始。8年ほど前から撮影を始め、熱帯スイレンをモチーフにした作品制作に取り組んでいる。2010年には、米テキサス州で行われた「International Waterlily & Water Gardening Society」のシンポジウムに写真を出展。2011年に大塚国際美術館(鳴門市)、2012年に新宿エプソンイメージングギャラリー・エプサイトで個展を開いた。
会場には、撮り始めたころから直近の作品まで48点を展示。「熱帯スイレンの最大の魅力」という鮮やかな花色とその姿を写し出し、フォトアクリルで仕上げた迫力ある作品が並ぶ。「スイレンの歴史は人の思いで紡がれているように思い、それらを感じながら撮影した写真を展示している。それらの思いを来場いただいた皆さんに感じていただければ」と加藤さん。
今月30日~9月1日、6日~9日には展示販売会も開催。地下1階の「cafe & books bibliotheque(カフェ&ブックス ビブリオテーク)」でポストカードも販売する。1枚180円。
開催時間は11時~21時。入場無料。9月9日まで。