D.D.HOUSE(大阪市北区芝田1)3階「THE GOLD」で9月12日、バブル時代を再現するイベント「GO!GO!バブルでナイト~あの時代をもう一度~」が開催される。
「飲・食・遊のエンターテインメントタウン」として1985(昭和60)年に開業したD.D.HOUSE。飲食店のほかにディスコ「マハラジャ」があるなど、バブル時代に人気を集めた。
8月22日に行われた記者発表では、当時のファッションを再現したプロデューサーやD.D.GIRLSが登場。1980年代生まれでバブルを知らない阪急阪神ビルマネジメントの稲木隆二さんは、「たまたまD.D.HOUSEが開業した当時の写真が載っている冊子を見つけ、やるならアベノミクスで株価も上昇している今とイベント開催を決めた。バブル時代を生きた人には懐かしんでいただき、20代には『こんな時代があったの?』と楽しんでもらいたい」と話す。
同イベントでは、ものまねタレントを招いて当時のヒット曲をものまねで披露する「ベストヒット歌謡曲」、バブル時代のエピソードをテーマにする「岡本夏生のバブルでトーク!」などを展開。イベント当日、48回目の誕生日を迎えるという岡本さんは、「わたくしが芸能界に入ったのも思い起こせば28年前、D.D.HOUSEが大阪・梅田に誕生したのも28年前」と縁を感じている様子で、「夏に生と書いて『なつき』。やはり生で見た方が何倍もキレイですよ~」とコメントを寄せている。
「あの頃のあたしプロデュース 自分のアバターコンテスト」では、バブル時代に青春を謳歌(おうか)した現在の40代女性が家に眠っている当時の衣装や扇子を持ち寄り、20代のモデルに着用させ髪型やメークもプロデュースし当時の自分を再現。岡本さんを審査員に迎えコンテスト形式で披露する。同館のホームページでは現在、コンテストに衣装を持ち寄る参加者を募集している。イベント当日は若い世代の代表として、関西大、関西学院大、同志社大、立命館大のミスキャンパスファイナリスト約20人も登場する。
同館では現在、1980年代後半~1990年代前半をテーマにした展示「BACK TO THEバブル時代!」を開催中。地下1階にはエリマキトカゲの顔ハメパネルを設置、ゲームコーナーでは「パックマン」がプレーできる。1階にはバブルファッションコレクションコーナーを設け、2階にはチクタクバンバンや当時のレコード、なめ猫免許証などを集めた「なつかしグッズコレクション」を展開。「バブル絶頂期に誕生したので建物もバブル。バブルミュージアムとして見てもらいたい」と稲木さん。
チケットは、前売り=2,500円、当日=3,000円(1ドリンク付き)。チケットの予約は同館のホームページでできる。