大丸梅田店(大阪市北区梅田3、TEL 06-6343-1231)15階大丸ミュージアムで8月7日、恐竜が歩き回るライブイベント「超・恐竜体験 in 大丸梅田店 DINO- A-LIVE」が始まった。
美術館や博物館、映画のプロモーション用などの展示造形物や実物大の恐竜、巨大ねぶたなどのリアルバルーン制作などを手掛けるON-ART(東京都東久留米市)が独自開発した「メカニカルスーツ」で恐竜の動きを追求した「DINO-A-LIVE」。メカニカルな動作制御と人力の操縦で足、頭、口、尾を動かすことができ、まるで生きているかのような恐竜の動きを再現している。2012年に経済産業省の「第4回ものづくり日本大賞 」で優秀賞を受賞するなど、数々の賞を受賞。日本をはじめ、アメリカやオーストラリア、中国、韓国などで特許を取得している。
初日の初回公演には、夏休み中とあって約300人の親子連れが来場。恐竜が登場する前には、恐竜の歴史を学んだり、恐竜の歯の化石に触れたり、クイズに答えたりするなど、楽しみながら恐竜について学べるコーナーを設ける。
その後、恐竜の鳴き声が聞こえると、「飼育員」に連れられたアロサウルスが登場。全長6メートルと大きく、まるで本物のように歩き回るアロサウルスに、児童らは手を振り呼び掛けるなど大興奮。喜ぶ児童もいれば、間近に迫るアロサウルスにおびえて泣き出す児童もおり、時にアロサウルスが暴れて緊張感が走るなど、迫力のあるステージを体感した。ステージにより「アロサウルス」「ラプトル」のいずれかが登場する。
会場外にはグッズ販売コーナーを設け、恐竜のフィギュアやぬいぐるみ、化石などを販売。精巧に作られたオリジナルジオラマも展示する。10階のベビー・子ども服フロアには、細部までこだわったリアルバルーン「Balloon Dino トリケラトプス」も展示する。
公演は1日6ステージ。入場料は、1ステージ600円、3歳以下無料。今月13日まで。