阪神梅田本店(大阪市北区梅田1、TEL 06-6345-1201)8階催場で7月3日、キノコをテーマにしたアート作品やグッズを一堂に集めた「ドキドキ!きのこフェスティバル」が始まった。
「真面目にキノコを研究している人がベースにあり、最近は女の子受けしそうなアイテムが増えブームになっていることから同展を企画した」と、催事担当の田島孝平さん。キノコライター・堀博美さんと、キノコをモチーフにしたイラスト展やキノコイベントを開催するとよ田キノ子さんがプロデュースした。
会場では、玉木えみさんの「少女系きのこ図鑑」のイラスト原画105点と、同展のために描き下ろした2点のイラストを展示。同著は玉木さんが大学の卒業制作のために描いた作品を書籍化したもので、キノコとキノコを擬人化した少女のイラストが描かれているのが特徴。写真作品では、女子美術大学で講師を務める鈴木安一郎さんの作品と、写真家・桝井亮さんの作品を展示。
「きのこの押し絵」コーナーでは、日本で唯一のキノコ押し絵作家・中谷佳詩子さんの作品を展示。キノコや冬虫夏草を使い、押し花のように作った作品8点を展示する。「キノコの押し絵をされているのは中谷さんだけなので、その姿を残してほしいと珍しいキノコなどが送られてくることも多い」という。
雑貨では、キノコをかたどったランプやアクセサリー、陶芸品、キャンドル、ぬいぐるみ、キノコがデザインされたTシャツやバッグなどを販売。キノコを描く「きのこネイルアート」(525円~)も行う。ガチャガチャは、新シリーズ第3弾が登場した「きのこソフトストラップ」を設置。キノコ専門書の取り扱いで有名な「佐野書店」なども出店し、さまざまなジャンルのキノコグッズが集まった。
食品では、福岡 宝珠山きのこ生産組合の「おいしいたけせんべい」(400円)、塩糀に漬けた「きのこうじ」(プレーン=675円、イタリアン=700円)などを販売。「キノコを毎日食べてほしいとの思いから2年前から調味料の開発を始めた。お菓子としても食べてほしい」と担当者。日本では珍しい生白キクラゲや、キノコデザインのボトルに入った「カファレル」のチョコレートなどを販売する。
開催時間は10時~20時(最終日は18時まで)。今月8日まで。