大阪マルビルが現在、緑化工事中の「大阪マルビル」(大阪市北区梅田1)1階の屋外広場の名称を募集している。
大和ハウス工業、大和リース、大阪マルビルの3社が1月5日に着手した緑化プロジェクト「緑の大樹」。建築家・安藤忠雄さんがプロデュースし、高さ124メートル、30階建ての同ビル壁面を10年かけて緑化し、大阪のシンボルとして緑の大木を作りだそうとするもの。現在は、1階~6階までをツルやツタで覆う工事を進めている。
同プロジェクトと連携し、1階ビル北側屋外広場を改修するプロジェクト「日本野の野」も同時進行。これまで「木かげの広場」の名称でイベントスペースとして活用されてきた同広場を「都市の中の自然を楽しむ場所」をテーマに改修する。改修後は約100席のオープンカフェテラス空間となり、植栽の周りにもベンチ機能を持たせ憩いの場を創出。オープン後もイベントスペースとしての活用も予定する。同広場の有効面積は約240平方メートル。
同ビルでは、5月下旬の工事完成に伴い、6月にオープンする同広場の名称を募集。企画広報課の松井直子さんは「新しく生まれ変わる都会の広場は老若男女、誰からも愛される憩いのスペースを目指している。皆さまのアイデアをお待ちしています」と応募を呼び掛ける。
応募締め切りは4月30日。応募方法などはホームページで確認できる。