三陽商会（東京都新宿区）は2月16日、商業施設「EST（エスト）」に関西初となるセレクトショップ「ギャザーズ イン ザ パーク エスト店」（大阪市北区角田町、TEL 06-4256-7616）をオープンした。

今シーズンは発色のいいものや柄物がトレンド

　「ギャザーズ イン ザ パーク」は、大人の女性をターゲットにした自社ブランド「モルダヴィータ」を中心に、国内外で買い付けた服飾雑貨や生活雑貨を展開するセレクトショップ。昨年4月、渋谷ヒカリエ内の商業施設「ShinQs（シンクス）」に1号店を出店し、2号店となるエスト店をオープンした。

　「モルダヴィータ」の商品は、通勤なども意識したデーリーライン、デニムやリゾートなどに向けたカジュアルライン、ドレスやワンピースなどのオケージョナルラインで構成し、セレクト感を演出。同施設の客層に合わせ、プライスゾーンが低めの商品も集めた。同ブランドの特徴について「今のデザインは全体的にシンプル。凹凸感のある素材にプリントしたものや異素材コンビ、シルク混のニットで発色の良さを出すなど、素材に凝っている」と、モルダヴィータ企画グループ企画統括長の紺野博さん。「今シーズンは発色のいいものや柄物がトレンド」といい、同ブランドのほかに、デーリーに使える「ギャザーズ イン ザ パーク」ラインもそろえる。

　雑貨やアクセサリーは、半分をヨーロッパで買い付け。「癖のあるバッグやスニーカーなどはイタリアで買い付けてきた」といい、アクセサリーは1,000円台～2万円程度、バッグの中心価格帯は2万円台。「価格と見合えば少し高い商品でも買ってくれる。バッグなどはプライスの幅を広くしていきたい」と話す。フランスやアメリカで買い付けたフレグランスなど、生活雑貨も扱う。

　エストでは同日、同店を含む5店舗が新規オープン。3月、4月と順次改装を進め、36区画がリニューアルする予定。

　営業時間は11時～21時。