大阪市交通局は2014年4月、地下鉄御堂筋線「梅田」駅地下1階コンコースに駅ナカ商業施設「ekimo(エキモ)梅田」を開業する。
大阪市営地下鉄初の駅ナカ商業施設となる「ekimo」。天王寺・なんば・梅田の3大ターミナルの改修に伴い開発するもので、今年4月18日に「ekimo天王寺」、10月に「ekimoなんば」、来年4月に「ekimo梅田」を開業する。運営管理者は、南海電鉄グループの南海商事(大阪市中央区)と東急不動産(東京都渋谷区)。
施設名称の「ekimo」には、「『駅も』街の魅力、街の機能や利便性、街の情報発信をサポートする」と、開発コンセプトである「街のサポートステーション」の思いを込め、それぞれの駅の個性に合わせた「+α」を提案する「もっと」「more」の意味も持たせた。「梅田はOL、ビジネスマンが多い街なので『worker support』とし、店舗構成を検討している」と南海商事の喜田恵里さん。店舗面積は564平方メートル、13店舗で構成する予定。場所は南改札-中改札間の東側で、現在は定期券発売所などがある。
「梅田」駅では2009年から火災対策の改修工事を行っており、「ekimo梅田」開業前に完了する予定。トイレも順次リニューアルしていくという。御堂筋線「梅田」駅の1日あたりの乗降客数は約42万人。