淀川「ちゃぶ台返し」のつるせんねん、作業着に応援広告を募集

「応援のために『いっちょ付き合ったろか』とのってくれる人がいればもっと頑張れそう」と話すつるせんねんの島原さん(写真右)と、西口さん(同左)

「応援のために『いっちょ付き合ったろか』とのってくれる人がいればもっと頑張れそう」と話すつるせんねんの島原さん(写真右)と、西口さん(同左)

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 大阪・中津付近の淀川堤防で毎朝「ちゃぶ台返し」のパフォーマンスを行う松竹芸能のお笑いコンビ「つるせんねん」が、衣装の作業着に応援広告を募集している。

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 昨年10月11日から始まった「ちゃぶ台返し」は、2月7日に120日を越え、予定の3分の1ほどが経過した。2人は「まだ3分の1」という気持ちのほうが大きいという。

 島原啓さんは「同じことの繰り返しで新鮮さがなくなってきた。応援の意味で『いっちょ付き合ったろか』と広告を出してくれる人がいたらもっと頑張れそう」と、自らの作業着を広告スペースにすることを思いついたという。毎朝、地下鉄御堂筋線で長居駅から中津駅まで通う島原さんは「行きは7時前なので人はまばらだが、帰りは9時過ぎで満員電車。そのままの姿で梅田や難波辺りをうろつくこともある」と、「広告効果」を強調する。

 「背中、肩、胸元で料金は違う」(島原さん)というが、具体的に設定しているわけではない。「詳細はご相談で。興味のある方は朝、淀川まで来てください」と、温かい気持ちが寄せられることを期待している。

 ちゃぶ台返しのパフォーマンスについて、周りは「『当たり前』と思っているようで、『大変やな』とねぎらわれるようなこともなくなった」という西口宣夫さん。「やっぱり睡眠不足がつらい。少しでも時間があれば漫画喫茶などで寝ている」と話し、体調は「疲れなのか風邪なのかわからない」という。反対に島原さんは「この冬で6回ぐらい風邪をひいた」。特に「雨混じりの雪の日が一番つらかった。冷たい雨が服に染みてきて、2人で愚痴り合った」と振り返る。

 「ここまで来たら『意地』で最後まで頑張る」と話すつるせんねんは、本業のお笑いでも3月にB1角座(大阪市中央区)で初めての単独ライブ「黒びかり記念日」を予定している。「自分たちのやりたかったことなど盛りだくさん」(2人)の内容で、今はその準備も進めている。公演は3月30日19時~。入場料は、前売り=1,000円、当日=1,200円。ライブについての問い合わせは松竹芸能(TEL 06-6649-8640)まで。

淀川の堤防で毎朝1年間「ちゃぶ台返し」-電車が通過する度に(梅田経済新聞)つるせんねん シマハラのblogビーワン・カドザ デラックス(松竹芸能)

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