新梅田シティの地下飲食店街「滝見小路」（大阪市北区大淀中1、TEL 06-6440-3909）で1月11日、同志社大学プロジェクト科目「梅田スカイビル魅力アップ提案」主催のバルイベント「レトロバルin滝見小路」が開催される。

レトロな街並みの「滝見小路」

　空中庭園展望台と地下飲食街「滝見小路」のさらなる魅力アップのための計画を提案する同科目。メンバーは19人で、昨年4月からテナント会の会長にヒアリングしたり、看板デザインやイベント企画・集客・運営など多岐にわたる企画を考えたりしてきた。学生らから「食べ歩きイベントを開きたい」という提案が出される中、10月には商店会が「梅田スカイバル」を開催。学生らは看板制作など、協力という立場で同イベントの運営に関わった。

　同イベントで各店の店長らとコミュニケーションをとり、同飲食店街の魅力を身近に感じたメンバーらは11月、「この経験を生かして私たちが主催するバルイベントを開きたい」と新たなバルイベントを企画。11月中旬に各店にプレゼンテーションを行い、参加依頼をして回った結果、19店が参加する「レトロバルin滝見小路」の開催が決定した。

　同イベントではバルシール（500円）を販売。シール購入者だけがイベント限定バルメニューを注文することができる。メニューは、バル特製お好み焼きとドリンク、すし6貫と巻きずし、ドリンクのセット、みぞれしゃぶしゃぶとドリンクなど1,000円前後のもので、500円～700円で提供する。同日中に3店を利用すると空中庭園展望台の入場料を無料（通常＝大人700円）にする特典や、学生DJや路上アーティストの演奏などの企画も用意した。

　法学部政治学科2回生の濱田茜さんは「企画書からイベント招致、チラシやウェブサイト、看板制作、運営など慣れないことばかりで苦労もしたが関係者の方々のご指導と助言でバル開催にこぎ着けられた。一人でも多くの方に滝見小路の魅力を知っていただきたい一心でここまできたので、ぜひ参加してほしい」と呼び掛ける。

　開催時間は17時～22時。バルシールは滝見小路内のポスター掲出店で事前販売するほか、ホームページでの事前予約も受け付ける。当日17時以降は、滝見小路郵便局前本部で販売。