落語の和菓子「寅ちゃんのみたらし」-天神橋「薫々堂」が販売

親子3人が仲良く川の字で寝ている様子に例えて、真ん中の1本はやや小さめになっている

親子3人が仲良く川の字で寝ている様子に例えて、真ん中の1本はやや小さめになっている

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 和菓子店「御菓子司薫々堂(くんくんどう)」(大阪市北区天神橋3、TEL 06-6351-0375)は1月24日から、上方落語「初天神」を元にした「寅ちゃんのみたらし」の販売を始めた。昨年に続き2回目。

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 「初天神」は、愛嬌(あいきょう)があり口が達者な子ども「寅ちゃん」が父親に、大阪天満宮の正月の行事「初天神」に連れていってもらう話で、道中での父親や出店の主人とのメチャクチャなやりとりの中にみたらし団子も登場する。

 同店の林喜久社長は「落語は演じ手によって内容が少し変わったり、受け手によっては伝わり方が違ったりもする」とし、「自分が高校生のころに聞いた、桂春団治さんや笑福亭仁鶴さんの『初天神』が印象に残っている。『寅ちゃん』は小学校低学年くらいのイメージ」と話す。

 同商品は、「お父さん」「お母さん」「寅ちゃん」の親子3人が仲良く川の字に寝ている様子に例えて、両端の2本に比べ真ん中の1本はやや小さめになっている。包装紙に、落語のあらすじとともに記載している「…二度づけ禁止でお願いします」の一言は、落語のストーリーになぞらえたユーモアだ。

 価格は、1箱(3本入り)=315円。1日10箱限定。2月下旬ごろまでの販売。営業時間は9時30~19時。火曜定休。

「ちりとてちん」をイメージしたどら焼き-天神橋の和菓子店が発売(梅田経済新聞)

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