イタリアの寝具ブランド「マニフレックス」日本・アジア総代理店のフラグスポート(東京都港区)は12月4日、大阪支店を開設し、淀屋橋に「マニフレックス大阪ショールーム」(大阪市中央区平野町4)をオープンした。
独自に開発した高反発芯材「エリオセル」を使ったウレタン素材のマットレスや枕などを展開する同社。立っている状態の背骨のカーブに沿って支える弾力性と伸縮性を持つ体圧分散性能が特徴で、ブルワーズの青木宣親選手やマンチェスター・ユナイテッドの香川真司選手らトップアスリートも愛用しているという。東急ハンズやロフトなどで数点の商品を展示販売するが、「全製品を試したい」という要望も多く、同社創業50周年と日本発売20周年を記念し、フルラインアップを試すことができる西日本の拠点となるショールームをオープンした。
御堂筋に面するショールームには、外側に向けて青木選手や香川選手を起用したイメージ映像、内側には商品の特徴を説明する映像を映す大型デジタルサイネージを設置。店内には定番商品や日本限定の三つ折りマット(2万7,300円~)など15種類のマットレスや5種の枕(1万2,600円~)、医療用脱脂綿100%使用のパジャマなどをそろえる。全商品で人体に有害な物質を含んでいないことを認定する「Oeko Tex」を取得。イタリアで製造し、厚さ16センチのマットレスも独自の真空ロールアップ製法でコンパクトに丸めて梱包(こんぽう)する。
オープン前日に行われた内覧会には青木選手が駆け付け、「プロ1年目に知人を通して知った。遠征先はホテルでベッドの硬さが違うのでマットを持って行っている」などとトーク。香川選手は「大阪はプロデビューをした思い出の地。日本に帰ったら立ち寄りたい」、北海道日本ハムファイターズの斎藤佑樹選手は「誕生日に父母からプレゼントしてもらい、自宅、遠征先、実家でも使っている」などとビデオメッセージを寄せた。青木選手は「今年はマイナスのスタートで自分の中でも厳しい環境でやってきた。来年はいい形でスタートが切れそう。また一からやっていきたい」などと意気込みを見せ、セレモニーではハンドベルに初挑戦し、「恥ずかしい。バットを振るより難しい」と顔を赤らめる一面も。
同店ではオープンを記念し、同店限定クリスマス・パッケージ(9,800円)を発売。椅子に置く「ファンクッション」をメーンにした青木選手と香川選手のパッケージを期間限定販売する。店内には香川選手にクリスマスメッセージを送るコーナーや、両選手の等身大パネルと記念撮影できるコーナーを設置。「関西『熟睡させてあげたい』著名人決定戦!!投票コーナー」も設け、1位の著名人に製品を贈呈するほか、投票者3人に枕「ピローグランデ」を進呈する企画も用意した。
営業時間は、平日=10時~18時、土曜・日曜・祝日=11時~19時。