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阪急うめだ本店に雑貨フロア「うめだスーク」-3つの「街」で構成

「北街区パーク」のオープニングには「HANSA」のぬいぐるみが登場する

「北街区パーク」のオープニングには「HANSA」のぬいぐるみが登場する

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 阪急うめだ本店(大阪市北区角田町、TEL 06-6361-1381)10階に10月25日、ライフスタイル雑貨のフロア「うめだスーク」が誕生する。

気軽にアートを楽しめる「アートアップデコ」

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 「今までの百貨店にないフロアを」というミッションから始まった同フロアの構想。改装前の旧催場でフェアを一緒に企画したクリエーティブ集団「graf」(北区)代表の服部滋樹さんに「作り手と買い手が出会う場を作りたい」と声を掛け、約2年の歳月をかけてフロアデザイン、ロゴ、ユニホームなどデザイン全般を練り上げた。フロア面積は約800坪。フロア内には「北街区」「中央街区」「南街区」の3つの「街」を作り、散策気分で商品を探し、作家との交流を楽しめるフロアにした。フロア名の「スーク」はアラビア語で「市場」を意味する。

 350坪弱の「北街区」は、文具雑貨、インテリア雑貨、ギャラリー、ギフト雑貨など、2つの自主編集売り場と15の専門店で構成。専門店街の「ガルレ ルトンデュトン」は、ウオッチクリエーター・吉村恒保さんの手作りオリジナル時計をはじめ、約40人の作家が週替わりで作品を提供。気軽に楽しめるアートを発信する「アートアップデコ」では、レコードのように並べた作品を手に取って見ることができる。オープニングではアリカワコウヘイ!さんの原画展を開催。同フロアのオープンにあたり、新コンセプトを立てた「キャトル・セゾン テラス」や、個性的な観葉植物をそろえる「ジークウメダ」、イルムスのコンセプトショップ「イルムス リル」、テディベアが並ぶ「テディベアーズクラブ」など多彩な店が出店する。

 自主編集の「文具雑貨マルシェ」は、1663年創業の「鳩居堂(きゅうきょどう)」や1914(大正3)年創業の「銀座 平つか」などの老舗店の便せんや祝儀袋、森鴎外や川端康成も愛用した和紙の名店「日本橋 榛原(はいばら)」の蛇腹便せんなど和紙製品のほか、世界のブランドを集めたグリーティングカードなど紙製品を充実させた。自社製品の絵の具や筆、スケッチブックを扱う「月光荘」も登場する。一軒の家に見立てた「ギフト雑貨ハウス」は、フォトフレームやロシア在住の「オリガ&イリーナ姉妹」が手掛けた一点もののマトリョーシカ、手作りオルゴール、ぬいぐるみなどのギフトアイテムを集める。

 9つの小屋が並ぶ「中央街区」イベントショップのオープニングは関西のクリエーターを特集。さまざまなメーカーとコラボする「セメント プロデュース デザイン」や、メード・イン・ジャパンのレッグウエアブランド「ノネット」、「読む器」がテーマの河原尚子さんの陶磁器ブランド「シオネ」、ステージや広告用衣装を手がける田川朋子さんが四角いパーツのみで作るウェアブランド「セン」などが登場する。常設店では、サンリオのコラボ商品を集めた「サンリオ ナウ!!!」や、デザインプロデューサー・天野譲滋さんの新しいコンセプトショップ「& クッション」などが出店する。

 手作りアイテムや手芸用品を集積した「南街区」では、「ローラ アシュレイ ギフト&アクセサリーズ」やアッシュペーフランスがプロデュースするお茶や茶器を扱う「アッシュペーフランス&ティー」、パリの本店から直輸入するインテリア雑貨「メゾンドゥファミーユ」などが25日に先行オープン。手芸用品「セッセ」など、同街区の大半は11月21日にオープンする。

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