2月1日にHEP ナビオ内に開業する「阪急百貨店メンズ館」(大阪市北区角田町)の内覧会が1月30日に行われ、報道陣に館内が公開された。
売場面積約16,000平方メートル、うめだ本店の紳士服売り場をすべて移し、約300のブランドをそろえる同館はメンズ館では国内最大。地下1階から地上5階までの6フロアを、テーマごとに展開する。
1階には「ルイ・ヴィトン」「ブルガリ」「ティファニー」「ベルルッティ」のメンズオンリーショップのほか、靴、バッグ、革小物、シャツ・ネクタイなどの洋品雑貨を集積。2階は「世界の最先端ファッションを極めるフロア」として、スタイリスト野口強さんの呼びかけで「アンダーカバー」「N.ハリウッド」「ナンバーナイン」「ヒステリックグラマー」の世界で活躍する国内4ブランドが一つになったショップ「クアドロフェニア」と、「トム・ブラウン」「マーク ジェイコブス」「ラフ・シモンズ」「ミュウ ミュウ」など最新モードファッションを独自に編集した「ガラージュ D.エディット」の新しい2つのセレクトショップが登場する。
「ジェントルメンズスタイル」をテーマにする3階には、約200種のシガーをそろえるプロフェッショナルシガーショップ「ACANTA」が関西初登場。そのほかブックストア&カフェ「ザ・ロビー」やオーダースーツのサロン、会員専用ラウンジなども。4階「オーセンティックスタイル」フロアには、百貨店初登場の「銀座もとじ おとこの着物」や、従来のラージ&トールサイズに加え、アスリートの体型にも対応する大きなサイズの紳士服「L&T」なども出店。
5階のヤングフロアは、「クリエーター系」「スタイリッシュモード系」「お兄系」「グッドボーイ系」と、ファッションを4つのゾーンで展開。デザイン性の高いシルバーアクセサリーや革小物、「BOSE」の直営ショップも併設する。地下1階の「コンテンポラリースタイル/メンズビューティー」のフロアでは、男性のためのアンチエイジングスキンケアアイテムやメンズコスメブランドを集結。肌診断用のスキンスキャナーも用意するほか、ネイルケア、髪のポイントカットやまゆカットなどのサービスも提供する。
メンズ館だけの新サービスとして、専門スタッフが買い物に同行し、コーディネートをアドバイスする「パーソナルショッピングサービス」も開始。年会費3,000円で、事前の予約が必要。
オープンウイークはバッグデザイナーの来店や、アクセサリーデザイナーによるアドバイス会などイベントを多数開催する。