「関西ウォーカー」を手掛ける角川マガジンズ（大阪市西区江戸堀）は8月24日、季節ムック本「関西秋ウォーカー」を発行した。

　今年5月に初の季節ムック本「関西夏ウォーカー」を発行した同社。発売開始後1カ月で増刷が決定し、トータルで10万5000部を発行した。同誌の好調を受け、「関西秋ウォーカー」の発行が決定した。

　今回は関西ウォーカー IT・ソーシャルデスクの赤井謙司さんが編集長を務め、「9月から12月まで使える秋ガイド決定版」として編集。巻頭特集は「日帰り秋ドライブ」とし、マツタケや伊勢エビ、香住ガニなど秋の味覚を堪能できるドライブコースや白浜、宮島など美しい秋の夕景が見られるコースなどを紹介。大阪市内から2時間半～3時間程度のスポットを集めた。赤井編集長は「引換券でマツタケ1本とマツタケ入り釜めしの素がもらえる、信楽のマツタケ食べ放題コースがおすすめ」と話す。

　第2特集は、京都をメーンにした「紅葉完全ガイド」で全89スポットを紹介。エリアごとに混雑回避の攻略コースや周辺のグルメ情報も掲載する。番外編では「叡山電車きらら」「嵯峨野トロッコ列車」の2大紅葉列車を楽しむモデルコースを掲載。「グルメもリサーチしておいしい店を載せているので、コースのまま回っていただければ満足していただけるのでは」と自信を見せる。

　そのほか、味覚狩りや秋グルメ、BBQ、花公園などの秋遊びも掲載し、夏ウォーカーでも付けていたスーパー銭湯の入浴料が100円、焼き肉、ラーメンなどのグルメが半額になるクーポンもとじ込み付録として付けた。梅田エリアの情報では、エキマルシェ大阪や阪急うめだ本店、中之島フェスティバルタワーなど、今秋開業する新施設情報や、「水都大阪2012」「おおさかカンヴァス」などのイベント情報を掲載している。

　「この1冊があれば秋のグルメ、遊びスポットが楽しめる。ぜひ購入していただき、秋遊びを満喫してもらいたい」と赤井編集長。

　A4サイズ、130ページ。580円。