ツイッターやユーストリームなどのソーシャルメディアを使い、誰でも自由に参加できる企画講座やイベントを開催する「ツブヤ大学」に、関西キャンパス「ぼちぼちいこ科」が新たに開設される。
ツイッター上で盛り上がりを見せた架空の区「粒谷区(つぶやく)」の活動の一環としてスタートした「ツブヤ大学」。2010年1月に初のレギュラー講座「RaKuGo」を開始したのを皮切りに、同4月から「GaMe」講座を開始。講座「ManGa」「ふつう学科」「下町学科」「横浜ウォーカーゼミ」などを展開している。運営はNPO法人「ツブヤ・ユニバーシティー」。
「ぼちぼちいこ科」は、なんば経済新聞を運営するラプレ(大阪市中央区平野町)がツブヤ・ユニバーシティー、同志社大学政策学部多田ゼミとの協力により行うもの。講座は、ラプレ内のミーティングスペースなどより配信する。
7月4日に実施する1回目の講座は「はじまるで」をテーマに、ツブヤ大学の概要、ユーストリーム番組の作り方、面白いメディアの作り方、関西におけるソーシャルメディア業界の傾向などを議題にツブヤ大学統括プロデューサー・望月大作さん、関西夏ウォーカー編集長・薮伸太郎さん、関西ウォーカー編集長・玉置泰紀さん、同志社女子大学教授・影山貴彦さん、同志社大学多田ゼミのメンバーをゲストに迎え開催。モデレーターは、なんば経済新聞の後藤大典編集長、梅田経済新聞の和田京子編集長が務める。
後藤さんは「これまで関東方面で活動をしていたツブヤ大学を、関西でもスタートできることになり、嬉しく思う。さまざまな講座を通して、ソーシャルネットワークを活用した新しい情報発信の形を模索していきたい。ぼちぼちいこ科の名前の通り、ぼちぼちと末長く活動を続けていきたい」と話す。
講座は19時~20時30分。講座の模様は、「ツブヤ大学」ホームページ内、「講義室」から閲覧できる。会場での観覧も受け付ける(参加費1,000円)。