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阪急阪神HD、海外向け観光サイト-大阪城など360度見渡す写真も

「大阪・京都・神戸 黄金路線360°」のトップページ

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 阪急阪神ホールディングスグループ(大阪市北区芝田)は6月5日、海外居住者に向けた観光情報サイト「大阪・京都・神戸 黄金路線360°」を開設した。

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 京阪神の3都市を結ぶ路線を持ち、各地でホテル、商業施設、エンターテインメント事業などを展開する同グループ。アジア主要国をはじめとした各国に向けて、「京阪神を中心とした関西エリアを訪問地として選択してもらいたい」と、同グループ独自の観光情報発信を目指す。「関西3都市の観光情報をあらゆる観点から伝える」の意味と、キーコンテンツ「360°写真」から、サイト名に「360°」と付けた。

 主要コンテンツは「モデルルート案内」と「360°写真」。「モデルルート案内」は、初めて関西を訪れるビギナー向けルートと、リピーター向けのテーマ別ルートを掲載。いずれも1日単位のモデルルートになっており、効率的に各スポットを巡れるように設定した。

 「360°写真」には、大阪城天守閣や八坂神社、六甲枝垂(しだ)れなど60カ所の写真を掲載。周りの風景を全方位的に写し込む技術で撮影し、自動やマウスでの操作で360度を見渡せ、仮想旅行したような体験ができる。各スポットはGoogleマップとの連動で、地図上でも確認できる。今後はフェイスブックや中国のミニブログ「新浪微博(シナ・ウェイボー)」などSNSとの連動機能も備える予定。

 同グループの小林達彦さんは「SNSと連動することで要望などいろいろな声も聞こえてくると思う。柔軟に取り入れていきたい」と話す。

 同サイトは現在、簡体字、繁体字に対応。今月29日には英語、韓国語にも対応する。

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