阪急梅田駅2階中央改札内に5月30日、「白鹿」の日本酒とスイーツを販売する期間限定店「おづ OZU SAKE&SWEETS阪急梅田店」がオープンした。
伝統の味わい「特選 黒松白鹿 本醸造 四段仕込 デザインボトル」
「白鹿」ブランドを展開する辰馬本家酒造(兵庫県西宮市)が創業350周年を記念して出店した同店。「リビングに日本酒があるシチュエーションを作りたい」(執行役員の緒方恵介さん)と初出店した。「日本酒を飲み慣れていない人」をターゲットに据える。
海外の品評会に出展した際に好評だったという、竹をモチーフにしたデザインを基調にした店舗には、スタイリッシュなボトルに入った日本酒や雑貨が並ぶ。グリーンのボトルに入った「おづ」(525円)や、クリアカートン入りの「特撰 黒松白鹿 本醸造仕込み」(670ミリリットル=1,239円)は、従来の日本酒のボトルをデザインボトルに詰めたもの。それぞれに合う食べ物として卵焼きやおでんなどが表示されており、「日常食べられるもので、その食材を引き立てる商品に表示している」と話す。
創業350周年を記念した「蔵人のファッション&アクセサリーコーナー」では、コシノジュンコさんがデザインした白鹿をモチーフにした商品を販売。手拭い(1,470円)、前掛け(4,200円)のほか、ミニサイズの木升(36ミリリットルサイズ、315円)なども販売。「木の器で飲むのはぜいたくなもの。ミニの木升で試してもらいたい」と緒方さん。
スイーツコーナーでは、木升やちょこなどの器に吟醸酒を使ったプリンを入れた「酒器のほろ酔いプリン」(3個セット=1,050円)などを販売。「モード和食 笹」の店主・和田裕城さん、パティシエの保里和宏さんが開発に協力した。
緒方さんは「お酒は『情報』なので、シーンを作る店にしたい。今後もお酒を使ってどう新しいものが作れるか挑戦していきたい」と話す。
営業時間は11時~22時(最終日は20時まで)。6月29日まで。