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「ナレッジキャピタル」概要発表-参画14社も明らかに

グランフロント大阪プロジェクト模型

グランフロント大阪プロジェクト模型

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 ナレッジ・キャピタル・マネジメント(通称KMO、大阪市北区梅田1)は4月9日、うめきたに建設中の「グランフロント大阪」の中核施設「ナレッジキャピタル」の概要を発表した。

現在建設中のグランフロント大阪

 ナレッジキャピタルは、「グランフロント大阪」のBブロック南タワー地下2階~地上8階、北タワー地下2階~地上13階に位置し、延べ床面積は8万8200平方メートル。Aブロックは商業施設とオフィス、Bブロックはナレッジキャピタルとオフィス、商業施設、ホテル・サービスアパートメント、Cブロックは分譲住宅で構成する。ナレッジキャピタルでは現在、参画約40社が決定しており、8割強の面積は内定しているという。

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 地下1階~地上3階、延べ床面積3100平方メートルの「The Lab.(ザ・ラボ)みんなで世界一研究所」内「カンパニーラボ」には、独立行政法人情報通信研究機構(NICT)、グリーンロードモータース、鴻池技術研究所、大日本印刷、東京大学大学院情報理工学系研究科 廣瀬・谷川研究室、凸版印刷、NTT、マッスルが参画予定。200インチ裸眼立体ディスプレーなど最先端技術を展示し、専門家、来館者の意見を直接フィードバックする場にする。3階には、最先端のメディアアートが集まる「アルスエレクトロニカ」の作品展示や、国内クリエーターのメディアアートを体験するスペースを設ける。

 4階~6階に設ける約380席の多目的劇場「シアター」では、ナレッジキャピタルでの研究成果発表や産学連携によるロボット演劇の開催など、ビジネスや関西の芸術文化発信を想定。7階には、ビジネスパーソン、研究者、クリエーターらが互いに情報を発信し、コラボレーションの機会を創造する会員制サロン(延べ床面積1500平方メートル)を開設。専属のサロンコーディネーターを置き、会員間の紹介やマッチングを行う。7階・8階には最短3カ月から賃貸可能なコラボオフィスを設け、プロジェクトベースでの利用や海外の出先機関として利用できるようにする。

 地下2階には、最大収容人数約3000人の「コンベンションセンター」を開設。北海道洞爺湖サミットなどの実績で知られるコングレ(東京都千代田区)が運営する。民設民営の本格的なコンベンションセンターは日本では初めてという。

 1階~6階の「FLS(フューチャーライフショールーム)、延べ床面積約2万1000平方メートル」には、エー・ビー・シー開発、大手前学園、コカ・コーラウエスト、積水ハウス、淀川キリスト教病院が参画を予定。「買う」「見る」「参加する」「学ぶ」などの機能で企業とユーザーの新しいコミュニケーションを図る空間とする。

 「感性と技術で『もったいない』『カワイイ』を超える『OMOSIROI』を創り、共有して発信していきたい」と総合プロデューサーの野村卓也さん。エグゼクティブアドバイザーの宮原秀夫さんは「大阪でしかできない産学連携の試み。学校、親、社会が一帯となって将来の人を育てる場にうめきたがなれば」と話す。

 2013年3月竣工予定。

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