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扇町・ボダイジュカフェで「平尾徹ハート展」-730枚の「ハート」を展示

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扇町・ボダイジュカフェで「平尾徹ハート展」-730枚の「ハート」を展示

店内には730枚の「ハート」を展示

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 扇町の「Bodaiju Cafe(ボダイジュカフェ)」(大阪市北区神山町、TEL 06-6361-3303)で2月13日、バレンタイン企画展「平尾徹ハート展」が始まった。

作者の平尾徹さん

 1975(昭和50)年に嵯峨美術短期大学ビジュアル・デザイン科を卒業した平尾徹さんは当時、シルクスクリーンを使った版画を制作していたが、「そのころアート界は全体がコンセプチュアルなことをしていたが、もっとわかりやすい表現がしたい」と思い、デッサンや鉛筆画など始めた。30代半ばには結婚し、「ちゃんと生活費を稼がなければ」と、それまで描いた鉛筆画の集大成として個展を開催。それ以降は商業デザインを手掛けてきた。

 しかし悶々(もんもん)とする日は続き、以前考えていた「わかりやすく、毎日どこでもできることは何だろう」との思いを突き詰め、「ハートならとっつきやすくてすんなり入れるのでは」とハートを描くようになった。以来、ハートを描き続けて今年で12年目になるという。描き始めた当初は「かわいく描こう、かっこよく描こうとしていて自分を素直に捉えていなかった」といい、そのことに気付いた2005年からは、毎日の終わりにその日の気持ちを表すハートを描くようになった。「1年間さぼらず描いた」と2006年には神戸・メリケン画廊で個展を開催。「日付が入っているので自分や家族の誕生日を探している人が多かった。家族を大切にしているなとうれしくなった」とほほ笑む。2008年には「366日ハート本」も出版した。

 平尾さんの描くハートはその日の気持ちやできことが反映されているため、タッチも色も毎日異なる。グリーンのハートは野草のスケッチに行った日、ハートが3つある日は飲みに行って楽しかった日、ハートの中に月が描かれている日は夜空を見上げて月が印象的だった日など、「日記みたいに文章で残しているわけではないので細かい部分まで正確ではないが、大体どんな気持ちだったかはわかる」という。「見ていただく人にも、毎日いろいろなことがあると感じてもらえたら」と平尾さん。会場では2010年、2011年の2年間のハートを展示する。

 平尾さんは「多くの人が自由に見られる場所に展示し、アートを伝えていきたい」と今後の活動に意欲を見せる。「ハートは死ぬまで毎日描くつもり」とも。

 今月17日16時~21時には、参加者それぞれにインスピレーションで感じたハートを描く「あなたのハートをインスピレーションで描きます」を開催。参加費500円。カフェ代表の仲村伊太利さんは「今後、毎年この時期にハート展を開催していきたい。1年後を楽しみにしてもらえたら」と話す。

 営業時間は11時~18時(金曜のみバータイムの営業あり)。今月26日まで。

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