大阪新阪急ホテル(大阪市北区芝田1、TEL 06-6372-5101)は1月7日から、阪急創立100周年記念フェアの一環として、阪急電鉄の運行標識板をかたどったケーキの限定販売を始めた。
運行標識板部分は、厚さ5ミリほどのチョコレート。デザインは「特急 河原町⇔梅田」「準急 宝塚⇔梅田」「急行 宝塚⇔梅田」「快速急行 三宮⇔梅田」の4種類。スポンジ部分は、ショコラスポンジの間にシャンティショコラ、ブルーベリージャムをはさみ、回りをガナッシュでコーティング。中にはアーモンド風味のフィヤンティーヌも入っている。大きさは直径15センチ。販売価格は2,500円。
今回の商品化に関して同ホテル担当者は「阪急電鉄に協力を依頼し実際の運行標識板を見に正雀工場へ行き、撮影をして写真をもとにパティシエに依頼。黒と赤色を出すのに苦労した」と話している。黒色は竹炭を入れたチョコレートで色を出しているという。販売は、同ホテル1階ラウンジ「ブリアン」。2日前までに電話または店頭での予約が必要。予約受付時間は10時~23時。配送はなく、同店での引き取りのみ。1日3個限定。3月15日まで。
ケーキの販売期間中、同ホテル1階ロビーではお菓子で作った「箕面有馬電気軌道/現阪急電鉄1形」を展示している。模型を撮影し、設計図を取り寄せ、いすやつり革、荷物棚、窓ガラスのデザインなど、細部にわたって再現したお菓子の電車は長さ約1メートル。制作者は世界料理オリンピック出場のシェフ・パティシエによるもので、制作には約2カ月を要した。