2012年2月15日~21日に大阪天満宮(大阪市北区天神橋2)で開催される「第6回 天満天神梅酒大会2012」の参加酒蔵を現在募集している。
梅に縁の深い菅原道真をまつる大阪天満宮を会場に、地域活性化と梅酒市場の発展を目指して開く同イベント。全国の酒造メーカーからこだわりの梅酒が集められ、一般参加者による人気投票、専門家による最終審査を経て、「天下御免」の称号を授与する「日本一の梅酒」を決定する。昨年からはリキュール部門も新設し、梅酒302銘柄、リキュール130銘柄がエントリー。一般投票は、梅酒2万1000票、リキュール1万4000票を集めた。
酒蔵の参加条件は、梅酒、リキュールであることと出品容量が720ミリリットル以下であること。梅酒以外のリキュールでも、梅が成分表示に含まれている場合は梅酒部門でのエントリーとなる。参加料は1社3,000円。天満宮への奉納後、コンテストに使用する商品1銘柄につき12本(720ミリリットル)が必要。
今月15日時点で、梅酒271銘柄、リキュール145銘柄、合わせて193社がエントリー。参加社は「今年もこつこつ手造りでお酒を造っている蔵元さまが多い」(実行委員会の住山大介さん)というが、「震災の影響からか、関東・東北では連絡が取れない蔵元さまや、今年は商品を造ることができない蔵元さまも残念なことに多くいらっしゃった」と話す。
現在エントリー中の梅酒、リキュールは「例年よりショウガを使用したものが多い印象」といい、「ゴーヤ梅酒」などの変わり種もあるという。住山さんは「1週間でこれだけ多くの人に自分たちが造った商品を飲んでもらえる機会はあまりないと思う。消費者の反応や生の声を聞くこともできるので、大会を盛り上げるためにご協力を」とエントリーを呼び掛ける。
締め切りは今月29日。参加申し込み・問い合わせは天満天神梅酒大会実行委員会(TEL 06-6925-6180、メール jimukyoku@umeshu-collection.com)まで。