阪急梅田駅2階改札内に9月21日、フルーツ・野菜専門店「Vegitable Station21(ベジタブルステーショントゥエンティーワン)阪急梅田店」(大阪市北区芝田、TEL 070-6548-6054)が期間限定でオープンした。経営は阪急リテールズ。場所は、8月31日に閉店したスイーツショップ「プラムキューブ」跡。
大阪府中央卸売市場(茨木市)が活性事業の具体化第1弾として提携した同ショップ。「旬のものをリーズナブルな価格で提供し、市場を外に発信しよう」(場長の石川晴久さん)と、市場のある阪急沿線での出店を決めた。近鉄大和西大寺駅の駅ナカショッピングモール「Time’s Place Saidaiji」で「ベジタブルステーション21」を運営する「みくりや青果」(茨木市)が運営する。
店内には、野菜・フルーツ約40種、サラダ28種、カット野菜16種など、野菜を中心とした約90種をそろえる。「OLさんなどに向け、帰ったらすぐ食べられるような簡便なものをそろえた」とみくりや青果の細田誠一さん。
商品は「万能オニオンカット」「万能キャベツカット」(以上150円)、「野菜炒めセット」「煮物ミックス」(以上200円)、「蒸し野菜キャベツミックス」「カレーセット」(以上300円)、「1日分の野菜 蒸し野菜」(500円)などのカット野菜、「イタリアンサラダ」「13種のミックスサラダ」(以上250円)、「欲ばりスパイスチキン」(350円)、「蒸し鶏とごぼうのサラダ」(450円)、「炭火焼鳥と煮卵のサラダ」(680円)など。ドレッシングは12種をそろえ、各30円で販売する。
既存店では「食の安全安心に関心が高い人が多く、野菜について聞くお客さまが多い。特に産地を知りたいといった声が多い」ことから同店では商品の7割を契約農家から仕入れ、「生産者の顔が見える商品」を扱う。「この店で求められているのは野菜と果物の高付加価値商品を発信すること」と細田さん。「鮮度の良い全国の野菜や果物を発信し関西の方に喜んでもらいたい」と話す。
営業時間は11時~22時。11月20日まで。