大丸梅田店(大阪市北区梅田3、TEL 06-6343-1231)地下2階ウイークリーグルメコーナーで9月1日、札幌で開催されるグルメイベント「さっぽろオータムフェスト2011」のPRを兼ねた「北海道味覚フェア」が始まった。
2008年に始まった「さっぽろオータムフェスト」は、大通公園(札幌市中央区)を会場に北海道全域の農産物、秋の海産物を一堂に集め、人気店、こだわりの店のシェフらが腕を振るう。ご当地グルメや道内のラーメン、スープカレー、スイーツ、ワイン、焼酎、日本酒などが全長500メートル以上の会場で提供され、昨年は110万人以上が訪れた。今年は9月16日~10月2日に開催する。
「秋の札幌に訪れてほしい」と同イベントのPRを関西地方で展開する札幌市観光文化局は、イベントに出店する事業者を集め今回の「北海道味覚フェア」を企画。大阪でエンドユーザー向けのフェアを開催するのは初めてだという。
フェアでは、森町名産の「いかめし」(1尾420円)や、上富良野町の「かみふらのポーク&ビーンズカレー」(2食入り945円)を販売。「かみふらのポーク&ビーンズカレー」はブランド豚「かみふらのポーク」と町産の野菜、豆類を使い、上富良野町商工会メンバーが4年間の試行錯誤のうえ、トマトベースでさっぱりした「朝 めざめの赤カリー」と、ポークをふんだんに使ったコクのある「夜 いやしの黒カリー」を完成させた村おこしグルメ。
札幌近郊の農業者とパートナーで構成する「さっぽろできるだけプロジェクト」では、「札幌じゃがじんパイ」「札幌みやこパイ」(以上300円)、「みやこチーズスティック」「スチームクッキー」(以上250円)などのスイーツを販売。レ・ディ・ローマ・プラスは、「よくばりカタラーナ 北海道ハスカップ」(1,260円)などを用意した。
別海町観光開発公社は、「新・ご当地グルメグランプリ北海道2010」でグランプリを獲得した「別海ジャンボホタテバーガー」(735円)を販売。三角パックに入った「べつかいの牛乳屋さん」(180ミリリットル=136円)や「ホタテソフト貝柱」(350円)など、乳製品や珍味を販売する。同フェアでの購入者には、「さっぽろオータムフェスト」会場で使用できる共通クーポン引換券(100円券×10枚、1日1回のみ)を進呈する。
札幌市観光文化局の佐々木健一さんは「さっぽろオータムフェストでは屋外の広い会場に北海道のうまいものが集まっているので、クーポン券を使って食べ尽くしてほしい。おいしかったら、その土地も訪れてほしい」とPRする。
開催時間は10時~21時(日曜~火曜=20時まで)。今月6日まで。