リーガロイヤルホテル(大阪市北区中之島5)ウエストウイング1階に8月10日、新レストラン「All Day Dining REMONE~リモネ~」がオープンした。
今回の改装は、2011年度から2013年度までの3カ年を対象とする中期経営改善計画の第1弾。同レストランの新設には3億円を投じた。今後、客室の全面改装やダイニングの新装、ブライダルに特化した施設の新設などを予定し、約100億円の設備投資を計画する。設備投資と共にセールス&マーケティング機能の強化、商品力の向上を目的に組織再編も行う。
店名の「REMONE」は、Restrant Mix Old & Newの頭文字をつづった造語。「新しい食のスタイルと創業76年の歴史や伝統的な味をミックスしたレストラン」を意味する。シェフは若手を、スタッフは公募により50人を採用しプロジェクトチームを発足。飲食店経営・コンサルタントを手掛けるバルニバービ(大阪市西区)をパートナーに迎え、「伝統を守りながらも新しいものを取り入れた」スタイルで提供する。
約1100平方メートルの店内には、個室4室を含む262席を設けた。内装は黒を基調とし、大きな窓からは庭園を眺めることができる。ダイニング席やカフェ席、テラス席、個室など、用途に合わせて使い分けられるよう、さまざまなタイプの座席を用意した。
「和食に注力した」という朝食は、和総菜約40種を含む和洋の朝食ビュッフェ(2,200円)を用意。厨房内で精米する5つ星の米や関西の食材にこだわった料理を提供する。ランチタイムは、釜焼きピッツァ、パスタ、ピラフ、サラダ、スープ、デザートなどを種類豊富にそろえる「ライトミールビュッフェ」(1,800円)、ビュッフェに選べるメーンディッシュを加えた「リモネランチ」(2,500円~)、ランチコース、約30種類の香辛料をブレンドした「中之島五丁目カレー」(1,500円)などのアラカルトなどそろえる。
ディナータイムは、15種類の日替わりタパスとこだわり野菜、サラダをビュッフェスタイルで提供する「タパスビュッフェ&サラダバー」(2,400円)、ビュッフェにメーンディッシュをプラスした「リモネセット」(3,200円~)、ディナーコース(5,000円)を用意。アラカルトでは、スペイン料理以外にも和食、中華、イタリアン、フレンチなど30種以上のタパス(300円~)のほか、グリル料理(1,500円~)、パスタ(1,200円)、ピッツァ(1,200円~)、デザートなどを提供する。
川崎亨社長は「今までのリーガロイヤルの殻を破ったレストランができた。30~40代を中心とした次世代の皆さまに愛されるレストランを目指す」と話す。
営業時間は6時30分~23時(ランチタイム=11時~15時、ディナータイム=17時~23時)。