大阪市内中心部を囲む川を「水の回廊」と位置付け、水の都・大阪として再生する取り組み「水都大阪」プロジェクトのシンボルイベントが今年も開催される。
2009年8月22日~10月12日の52日間にわたり、中之島公園をメーン会場にさまざまなプログラムを展開したシンボルイベント「水都大阪2009」。「川と生きる都市・大阪」をテーマに、中之島公園や八軒家浜、道頓堀などの水辺でワークショップやステージイベント、アート作品の展示などが行われ、約190万人が来場した。昨年は後継イベント「水都にぎわい創出プロジェクト2010~River!リバー!りばー!(通称=リバリバ大阪2010)」が開催され、市民・企業・行政が共同でステージイベントや体験型プログラムを行い、川や水辺の魅力を発信した。
今年は「水都大阪フェス2011『水辺のまちあそび』やってみたいを叶(かな)えよう!」と題し、10月~11月をトライアルマンス、10月22日~30日をチャレンジウイークとし、これまでにない水辺の楽しみ方を提案する。期間中、おもちゃの交換会「かえっこバザール」や、まちあるきプログラム「まち歩きCUP」、天満橋、北浜、東横堀、福島、大正の船着場に1日限定のバル街が出現し、5つのバル街を船で巡る「水辺バル」、「水辺ピクニック」などを開催する。
水都賑わい創出実行委員会では現在、各プログラムの運営を補助するサポーターの2次募集を行っている。チャレンジウイーク期間中を中心とし、プログラムごとにチームを組みイベント運営・案内業務などを補助する。応募条件は「高校生以上の個人で自分の責任で活動していただける方」「メールによる連絡が可能な方」の2点で、募集人数は150人。現在、学生や社会人、主婦、定年退職後の人など、幅広い層が応募をしているという。同フェス2011サポーター事務局の曽根田さんは「できるだけ多く参加していただき、一緒に水都大阪を盛り上げましょう」と呼び掛ける。締め切りは8月31日正午。詳細はホームページで確認できる。